今年読んだ本ランキング(小説編)

ベスト10にしようかと思ったけど気に入った小説が10冊もないのでベスト5ということで。
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃーん!

1位 劇団ひとり陰日向に咲く』(幻冬舎)
2位 桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』(富士見ミステリー文庫)
3位 京極夏彦鉄鼠の檻』(講談社文庫)
4位 絲山秋子『袋小路の男』(講談社)
5位 御影瑛路『僕らはどこにも開かない』(電撃文庫)

解説。
1位:いい小説ってこういう小説のこと、という見本のような短編集。冒頭2編あたりは神がかり的。
2位:かわいい表紙絵のくせにとんでもない話。超傑作。ライトノベルの最高峰。166ページ以降の描写が凄い。
3位:文庫版だと1359ページ分、読んでいてずっと楽しかった。仏教にちょっと詳しくなるかも。
4位:泣いた。何故泣いたのかわからない。不思議。いまのところ絲山秋子の最高傑作ではないかと。
5位:コミュニケーションの断絶と回復を描く、とてもまっすぐな小説。これはいい!

陰日向に咲く砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

袋小路の男僕らはどこにも開かない (電撃文庫)