いまさらですが

賢竜杯を少し振り返ってみたいと思います。


■1回戦(160→80)
絶対に負けられないところです。半分の人はここで落ちるわけですから実力的には落ちる可能性がかなり高いとはいえ、あれだけ予選に出ておいて1回戦で負けました、ではあまりに情けなく。しかもAコート、全台モニターつきの晒し席です。展開としては僕が1回戦で負ければ喜ぶ人がいらっしゃるのもよーく分かってはいますが、そう簡単に負けて帰るわけには行きません。


発表されたお相手はADELIEさん、テリーさん、5150さん。…………、相性が悪すぎて帰りたくなりました。

ADELIEさんはおそらくサッカー、テリーさんはスポーツか芸能で、芸多や芸線の可能性もかなりあります。5150さんは並べ替えなら良いですが、テリーさんと同じく芸能の厳しい形式が飛んでくる可能性もあります。とにかく赤緑色の強いメンバーのため、勝ち残るのはかなり厳しそう、というのが個人的な予測でした。一応この日のために学多の画像は全て処理しましたし、出し惜しみをするつもりはなかったのでここは学多一択でした。


サッカー(ADELIEさん)→アニ○×(テリーさん)→アニ並(5150さん)→学多


サッカーは連想で1ミス。ジョン・テリーの連想も出ましたがこれは何とか当てましたw ADELIEさんとテリーさんに1問差、5150さんと同問。面子を考えれば上出来です。続くテリーさんはちょっと予想外のアニ○×。怖い形式ですが、芸多に較べれば遥かにマシです。ここは全答できました。5150さんはアニ並。これも非常に助かりました。難しめのセットでかなり遅答気味でしたが全答。この時点でそれなりにリードを取って学多に入れました。学多は復習の甲斐あって2問単独を取って全答。
というわけで1位で通過できました。2位はADELIEさん。
出題に恵まれた面が大きいですが、とにかく1回戦を抜けられてほっと一安心、という感じでした。芸多2セットとか芸順2セットとか雑多学順音楽芸多とかじゃなくてほんとうによかったです。音楽て。



■2回戦(80→40)
お相手はあぶくまさん、プリシラさん、メメクララさん。2人抜けとあってはメメクララさんと残る以外に道がありません。残りのお2人を考えてスポーツを出すつもりで席に着いたのですが、グラフを見た結果芸能の方が効果がありそうだったので芸四字を出題しました。


芸四字→理系(あぶくまさん)→雑択(プリシラさん)→スポ多(メメクララさん)


芸四字は(たぶん)ロック検定のグロ問が出てきて何となく答えたら当たったりと幸先のよい出だしで、目論見通りあぶくまさんとプリシラさんにリードを取ることができました。理系はこれまであまりいい思い出がないですが、てっきり雑学だと思っていたアニマル検定のタイピングが出てきて単独を取れたりして助かりました。後半は雑四択3ミス、スポ多も3ミスと散々な内容でしたが、前半の貯金が大きく2位で抜けられました。1位はメメクララさんで100点差くらいつけられましたがまあ良くあることです。



■3回戦第1部(40→10、2位と3位が第2部に進出)
くじ引きまで来れました。去年は来れなかったところなので素直に嬉しかったです。

お相手はがんでんさん、なのはさんさん、ひいくんさん。


メンバーを見てまずはじめに思ったのは、「4位の可能性がかなり高い」ということでした。1位は無理にしてももう1試合やって帰りたい、ということで、「1位を狙うこと」よりも「4位を取らないこと」を優先することにしました。消極的ですみません。
くじ引きでスポーツが残ってしまい、かつひいくんさんが芸能を引き、自分のクジは雑学、というかなり厳しい展開になったため、心の中では完全に「3位狙い」が決定していました。と、いうことでここはひいくんさん狙いでスポーツ。並べ替えかスロットですが、一応この日のために中国人と韓国人と高校野球の意味不明な記録を覚えてきたのでスロットを選択。


スポ連(がんでんさん)→スポスロ→スポ順(なのはさんさん)→芸多(ひいくんさん)


がんでんさんは地理の可能性もありどうしようかと思っていたらもっと厳しいものが飛んできました。4ミス。がんでんさんとなのはさんさんが全答だったでしょうか。この時点で上位のお2人のことは気にせず、ひいくんさんとの点差を考慮し続けるゲームに変わりましたw
スロットは狙い通りのはたらきをしてくれました。がんでんさんとなのはさんさんにはやっぱり効きませんでしたが。スポ順も半ば運試し状態でしたが「吉」くらいの結果でひいくんさんにリードを取ることが出来ました。最終セットが芸多で一気に雲行きが怪しくなりましたがここも2ミスくらいで切り抜け、何とか3位を確保することが出来ました。1位はがんでんさんでした。



■3回戦第2部(20→5+惜敗率上位1名)
試合を終えて組み合わせのクジを引き、次にクジを引いたのが別のコートで試合を終えたバイアコアさん。僕が引いたのが2番、バイアコアさんが引いたのが1番。
1位を取らなきゃいけないと言っているのにこれは厳しいです。あとはクジに祈るばかり、と言ったところで。待っている間に知り合いが続々と1位を取ってしまったため、ちょっと焦ったのを覚えています。


対戦相手はバイアコアさんに加えかずいさん、TAKKEさん。うわ無理っぽい。TAKKEさんはそれまでの試合を見ていてもどこが黄金賢者なのか不思議でしょうがない強さで、出来れば当たりたくなかったです。とりあえず先ほどのようにスポーツが残ってしまうと即終了の組み合わせなのでひたすら祈っていたら今度は学問が残りました。まだ運が残っているのかも。
引いたクジはまた雑学でしたが、学問が残った以上はこれで勝負です。ルール上多答はもう出せないのでその他で。


ノン○×(バイアコアさん)→学問その他→ノン多(かずいさん)→ノン四択(TAKKEさん)


誰も学問なんか出してくれないじゃん!
ノン○×は色々嫌な思い出がある形式です。最初の方で全員に1問差をつけたもののすぐに日本酒(焼酎かも)の産地の問題で単独不正解。全員1ミスでした。頼みの学その他ですがこれがぬるめで全員全答。一番難しいのはレマルクの多答でしたがダミーが分かりやすくていまいちでした。ノン多は学多の難問が来てくれたりもしましたがそれ以外の問題がほとんど取れずに3ミス。ここで芸多が出なくてもいいじゃないか。
最終セットはノン四択。このメンバーでそれはやばい、と思ったらやっぱり単独不正解。それ以降も分岐した問題がことごとく分からず、これまで適当に解いてきたツケを払うかのようなかたちでずるずると後退。4位で終了となりました。
1位はバイアコアさんでした。



■感想
後になって振り返ってみれば1回戦は学その他で多答は取っておくべきだったのかな、と思いますが、その場の自分には学多を温存するという考えは全くありませんでしたし、これは言っても仕方のないことでしょう。
3回戦の第1部はスポ連、第2部はノン四択と弱いままにしていたところがそのまま敗因に繋がったことを考えれば、むしろ幸せな負け方だったのかな、という気もします。2010年の賢竜杯までにはきっと、対策しておこうと思います。



■決勝とか
いまさら自分が書いてもしかたがないですが……
本戦の方はあれだけたくさんいた関東勢がほとんど姿を消してしまい、決勝は東北vs関東vs関西vs九州という出来すぎのメンバーに。
本戦が始まる前、今回は関東勢が有利なんじゃないかと思っていました。店対とかしてもらうとよく分かりますが、怪物的に強い人が多すぎます。それでもみんな負けてしまいました。
それを踏まえてみると、160→4という行程がいかに厳しいか、そしてその行程を2回連続でクリアしたお2人がいかに凄いか、というのが実感できます。結果を振り返ってみても決して余裕のある戦いというわけではなかったはずですが、それでも結果として決勝まで来れてしまう。どんなに強くても強さだけでは辿りつけない場所、という気がします。

内容については1セット目のノンランが全てでしょう。2セット目のスポ連が逆効果だった時にはかなり厳しいのではないかと勝手に思っていましたが、元々勝負は3セット目以降に賭けていたということで、さすがという他ありません。前回の決勝の「2セット目は芸能キューブを出しておくべきだった」という話も凄いと思っていましたが、今回の方が凄いですね。もちろん一定以上の実力とカードがあって初めて戦略性の出番があるわけですが、それでもこの立ち回りはやっぱり素晴らしいと思います。たとえ考えついたとしても実行できないですよ、これ。


6の仕様ではこういう戦いかたはかなり難しくなると思います。それはこのゲームの魅力を根本的に削いでしまうような気もしますが、さて。どうなることでしょう。