幕間

準決勝第2試合から勝ち上がったのはパーシヴァルさん、ルートゼロさんでした。



考える。
おふたりに失礼になるのを承知で書きますが、決勝4人の中ではれおさんが飛び抜けて強いです。それはもう別格。異次元です。



2010年1月1日、年が変わってすぐのトーナメント。予選前半戦の家庭科室に生徒たちが集まる中、現われたのは鼻めがねに白い水着のユウ。
それまではタイピングが出ればひとつ新年の挨拶でも打とうかというつもりだったのですが、残念というか喜ぶべきというかそんな余計なことは頭から消え、最速で答えを入れる作業がはじまりました。
準決勝のタイピングはまったりチャットなどしようというある意味まっとうな方々からするとなんだこいつらという感じだったかも知れませんがとにかく通過し決勝へ。
結果。




1位、97.37点。
2位、71.79点。



トナメの決勝というのは1問差あれば完敗、2問差あれば惨敗と言っていいと思うのですが、これはもう勝負の態をなしてません。社マルで2問差取られて他選サッカーの並べ替えでさらに1問。社マルとスポパネは割と回しているつもりなのにこれです。
ただこの時点ではれおさんは賢竜本戦にエントリーしていないので、そうか来ないのかつまらんなでももしかしたら勝てるかも知れないしこれはこれでいいのかな、というくらいに考えてました。


そんな自分が画像全部調べたり(終わらなかったけど)、ひたすらノートを見返したりしたのはまあたぶん、この方がエントリーしたから、です。



しかしまあ。
このメンバーであれば勝ち目はある、と考えたのもまた事実です。おそらくマルチセレクトを出すのはれおさんだけ。パーシヴァルさん、ルートゼロさんからはパネルやランダム系が来るはず。もちろん自分もここで社マルを切る手はまずないので、マルチは全体で1セット程度。
ジャンル的にも右寄りで、特に一番差を付けられそうな芸能を出しそうなのもれおさんだけ。条件はかなり、整っています。

出題の中で警戒していたのは、れおさんのアニor社マルと芸セレ。
社マルは一応ある程度対策したつもりとはいえ取れない問題だらけですし、芸セレもソラリス賢竜予選の決勝で4、5問差付けられています。一応全部見なおしてきましたが、そう簡単な形式ではありません。アニマルは問題次第ですが、平均2問くらいのリードは取られそう。
逆に言えばこの2つとタイミングをずらして有効な武器が切れれば勝機はある。一番安定しているのはホビー。しかしこれはれおさんに先行された時、パーシヴァルさんに取られるのを覚悟で出す。
であればあとはアニセレ、スポパネ、芸タイ。このあたりなら、自分が取れさえすればリードが取れる可能性は十分にあるはず。
自爆を考慮して戦える相手ではありません。



1回戦に2問落としてくれたことを考えて、まずは芸タイに決めました。直近に見た問題数にはそれなりに自信がありましたし、ここで何とか先に1セット取りたい。そんなことを考えていました。


いい加減長いな。