熊本の事件

中学2年生の男子が同学年の女子生徒を刺した、という事件が起こったようで、被害者の方の一刻も早い回復をお祈りします。
世間(というかマスコミ。特に週刊誌)はしばらく「少年の心の闇」なんて話題で盛り上がるのでしょうね。憶測でものを語るべきではないというのを承知の上で書きますが、少年は多分女生徒を殺すつもりはなかったのではないか、と思うのです。本当に憶測もいいところですが、殺そうと思えば殺せたはずだと思います。本人は「殺すつもりでやった」というかもしれませんが、少年の右手(左手かも)はそうは動かなかった、ということです。
動機はもちろんわかるわけもないのですが、好きな娘を刺す、という行為を私がまったく想像できないか、というと嘘になります。というか考えたことがないとは言えません。「お前を殺して俺も死ぬ」なんて台詞を聞くたびにそれを自分に置き換えて想像するわけですが、その気持ちは結構理解できたりも。逆に言えば好きでもない女性を刺すことは想像できなかったり。明らかにまともではないですけど、正直なところです。犯罪者予備軍であることを否定はしません。