賢押2008(久々に長文)

こんにちは。人の日記ばかり見ていて自分が全く書かないのも何なのでそろそろ書いていくことにします。順番に。


日曜は賢押杯に行ってきました。
スタッフ、ならびに参加者/非参加者の皆様、たいへんお疲れさまでした。最高に楽しかったです。

0R

品川→蒲田。京浜東北線での10分間に、wikipediaの「7月20日」のページをざっと見ました。大会の当日に起こった出来事をチェックする、というのは早押しクイズでは結構当たり前のことらしいのですが、前回はそんなこと知りもしなかったのでその反省をいかして。「修学旅行の日」がすぐわかったのはこれのお陰です。
蒲田に着いたのが10:00くらい。予定よりちょっと遅くなってしまいましたがまあ問題はなく。
そこから一年前を思い出しながら会場へ。ひどい暑さ。道中には案内の方の他、同じく会場へ向かう顔を見慣れた方々が大勢いらっしゃったので迷わずにすみました。コンビニで500mlのペットボトルを2本購入。


登録後はしばらくしてからフリバへ。去年から実に一年ぶりの早押しボタンでしたが、なかなか快調な感じで。後半カウントしてませんが、たぶん10問くらい取って誤答なしとか。一年前を思えば別人もいいところ。AnAnも半年はやってませんし、これは何事ぞ、と思っておりました。


1R

時間が来たのでホールに戻り、開会式→ペーパー。
ペーパーは相対的に見てそれなりにできる方らしく、前回は全体で20位とかで部屋別代表決定戦に進めたので今回も頑張ろう、と必死で。学校の試験でもこれくらい真剣に臨めないものか。
個人的にはファインプレー(「Dream」「受験の神様」)や激萌問(流水御大)もありましたが、「勧進帳」「伊集院静」「ズワイガニ」(かつては雑タイ使いでした)とか取らなきゃまずそうなところを落としたので、ホール全体で6位以内、というのは完全に諦めてました。やっぱ早押しで頑張らにゃいかんようです。


2R,3R

組分け。計八組に分かれるのですが、私はアメリア教室に。



っみりす、セレネ、とーか、DNP、たこまる、まんづき、やさのん、etcetc……



ふみゅー。ほな、どないせぇゆぅね(By町田康)。

学問系の問題がまずとれなさそうなので厳しい感じ。最近の芸能ならむしろ自分のほうが得意かも、とは少し思ってました。ローリング。ルールは説明するのが大変なんで気になる方はこちらへ。ジャベリン・スロー。


展開としてはのらりくらりと落ちは回避しつつ、3組目にステイ状態。個人的に良かったのは「バカヤロー!4」で太田光を答えられたこととか。「レディメイド」って聞こえたんで取りあえずデュシャンと言ってみたら合ってたりも。ずっと悪くない位置につけ続けていましたが、時間的に最後になりそうな回でついに4組目に放り込まれることに。あうあう。
ここで1問目、「レンテンマルク」が頭に浮かびつつも、世界史知識ゼロのため自信はなく、とりあえずもうしばらく聞いておこう、と思っているうちにとーかさんに持っていかれてしまい、4人目あたりで抜けましたが点数は足らずに合計6位。3Rに回ることに。しかし最終組からのスタートなので、条件としては非常に有利です。


勝ち抜けプレーオフ。まぁ、2問取ればいいだけの話です。何とかならんかなー、と思っていたら3組目からたこまるさんとセレネさんが上がってくるという。ふぎゃあ。ここでは何にもできずに終わってしまいました。


4Rの5○3×は上位に×2が並ぶという面白い展開でしたが、結局2Rで圧倒的な強さだったまんづきさんとやっぱり強いみりすさんが勝ち抜け。文句のなしの結果だったと思います。


準々決勝

ホールに戻って観戦モード。各教室の方々も集まってきて、3Rに進めるペーパー上位者の発表。1位はAnAnの方。2位は……アメリア教室で……青8赤8緑9黄7紫8……緑9ってことは次席の翡翠賢者の人じゃないんだな、じゃあ誰だろう……なんて思っていたら自分の名前が出てきて、しばらく反応が遅れましたがあわててステージへ。全体で2位??


ペーパー上位6人と敗者復活の○×(前回はここで抜けてステージに残ったものの何にもできずに終わったのでした)を抜けた2人の計8人(高QMA率)でアタック風サバイバルクイズ

前回の準々決勝もこの形式が採用されていて、観客席から見ている限りでは、「誤答せずに、2,3正解ができれば抜ける」*1という印象だったのですが、そのときは10人中4人抜け。今回は8人中残れるのは1人。これは厳しいです。どちらかというと耐え抜く、というより相手を倒しに行かないと無理なんだろうなー、と。

ただ、前回敗者復活でせっかくステージまで行ったのになにもできずに終わったのは結構悔しかったので、できればひとつ、何か正解できれば、という思いで。


全40問ですが、前半20問は何もできず。ライデンさんが強く、確か2連答を2回とか。誤答してくださった方もいたので一番最初に脱落はなさそうだ、などと姑息なことを考え始めたところ(この時点で自分は残り5Pとか)で、サッカー漫画がどうたらでスポーツで格下の者が何たら、と聞こえたのでとりあえずボタンを押し、何とかキリング……ええと……とちょっと考えてから「ジャイアントキリング」を導いてようやく1答。よかったよかった、と思っていたらあれよあれよという間に3連答。ここは必死すぎて何取ったか覚えてませんが、自分の中でそれなりに確信できるポイントまで聞いてから答えられたはずなので、出題運に恵まれていたのだと思います。お陰で全員に-6できたので、残りの人数はかなり少なく。暫定トップが自分で、次が4Pのライデンさんでした。
次もし自分が正答するとその時点で勝ちが決まる、という状況になったので、ここで無理をして誤答するのは避けたいところ。かなりプレッシャーはかけられているはずなので、基本的に様子見のつもりでじっとしていたら計算どおり誤答してくださった方もいて、連答権を持ったままより優位な状況を作れたので助かりました。ただ、ライデンさんは動いてくれず、最終的に1対1になる可能性が高い展開で、そうなると勝てる気はしなかったので少しずつ焦りが出てきました。
次に来たのが、京都の大通りが何とかという問題。朱雀大路かなー、と思ったのですが朱雀大路という言葉は浮かんでもそれが何なのか良く知らず、しばらく聞いていると「南の」と聞こえたので押して、それから、「朱雀ってほんとに南だったっけ、西じゃなかったっけ」という自問自答(笑)の後、「でも白虎通りとか青龍通りとか聞いたことないしこれでいいんだろ」と開き直って回答。
これが合っていたようで、一気に全員-4。これで勝負が決まって準決勝進出。


あまりにも理想的過ぎる勝ち方で、今考えてもあの時は何か憑いてたんだとしか思えません。これまでの人生でも稀に見る奇跡でした。

『睡蓮』ネタはあまりにも局所的過ぎるので言っても良いのか迷いましたが、分かってくださる方が多くて何よりでしたw

準決勝

ホールを出て待機場所へ。タイムアタックで1位抜けされたらべりーにょさんが既にいらっしゃっておりました。ほどなくしてみりすさんも登場。「なんでいるんですか?」と言われました。そりゃそうだ。
8人集まってみると、QMA率がかなり高め。というか全員それなりにプレイ経験のある方だと思います。個人的には嬉しいところ。
あとはやっぱり元々クイズをやってらっしゃった/やってらっしゃる方が多め。まあそれはそうですよね。年齢層も高め。どう見ても厳しい勝負になりそうですが、このメンバーに入れている、というのはとても光栄だなー、なんて思ったり。あとは8人中自分を入れて3人がアメリア教室だった、ということを考えると、あそこはやっぱりきつい組だったんだな、と。
ここで待機しているうちに賢竜杯についてのアナウンスもあったようで。自分がどういう文脈で出たのかわかりませんが、僕はただのパシりです。


入場順が最初だったのでどういう風に入っていいのか良くわからずおろおろ。そして予期せぬはやせコールwwwww
発生源は2,3思い当たりますが、皆さん自重してください*2


とりあえず様子が見たかったので2組目を選択。続くらべりーにょさん、ヨシダかばんさんもこちらへ。まあ自分がいる時点で狙われることは分かっていたのでこれは予想通り。そのあとは適度に分かれつつ、みりすさんも2組目を選択。このメンバーなら店対しましょうよ、店対。

1組目を観戦しながら必死にどう挨拶するかを思考。何してんだ俺は。上位に2×が並ぶ熱い展開でしたが、最後はアラジンさんが抜け。最後は学ラン4問題で抜けられたのですが、自分には分からない問題でした。それ以外にも基本的に、「最後まで聞いても何言ってるかわからない」問題が非常に多く、これはやばそうだなー、と思ってました。


そんな感じで2戦目に。時間の関係でコメントは省略されましたw 時間があれば文学系の問題は全部とりたい、というつもりでした。メンバーをよく見て言えw


序盤かららべりーにょさんが地歴の問題を取ってリード、ヨシダかばんさんがそれを追う展開に。流山軍団空気。ただ、問題文を聞いて何となく浮かんだ答えは全て間違っていたので、確信が持てないときは押さないほうが良さそうだ、と思いました。一問、「ファミスタで足が速い〜」というような問題があったので押したのですが、何故か「ぴぴ」と口走って1×。多答の選択肢に入ってるのが頭に浮かんでしまいました。ありゃま。
しばらく待っていると小説系の問題が来て、代表作を羅列しているのをじっと聞いて『ぼっけえ、きょうてぇ』と聞こえたので押して1○。これで一つの目標は達成。もう一問小説家の問題なんだけどさっぱり分からないのが来て作品名を聞いていると『ST』が聞こえたのでこれで2○。結果的にこれしか取れませんでしたが、取れそうな問題もこれくらいだったので自分の力は出し切れたと思います。ここは結局ヨシダかばんさんが勝ち抜け。「恋に落ちたシェイクスピア」で決まったかと思ったのですが……。実に面白い勝負だったのだろうと思います。自分には観客として楽しむ余裕はありませんでしたw

決勝

観客席に戻って観戦。当然ですがレベル高いです。どちらも早め早めに勝負をかけていく感じで、誤答を挟みつつポイントを上げていく展開に。皆さん書かれていますが「アンサイクロペディアでは、日野聡だけが抗体を〜」を決勝で出すスタッフはすばらしいと思います。あれが準決勝に来てくれていたら、と少しは思わないでもありませんが。
アラジンさんが差をつけてリーチをかけたときにはこれで決まったか、と思いましたが、そこからヨシダかばんさんが一気に追い上げ。「月刊IKKI」で見事逆転優勝を飾られました。この辺は神展開というか、実に痺れる内容でした。優勝されたヨシダかばんさん、本当におめでとうございました。



それから先のことはまたあとで。えらく長くなってすいません。


あ、最後におれつえー写真を貼らせてくださいなw


*1:それが難しいことなのは理解しています

*2:意訳:ありがとうございました