ルート・グーリットの法則

予選のルート選択のシステムが変わって、いろいろと反響があるようですね。よく考えると自分はこれまで、


  1. ○×、四択(アニ四択は例外)、連想、線結び、多答(雑多と学多は例外)、順番当てのないルートがあればそれを選ぶ。
  2. 1に該当するものがない場合は、学問以外の○×、スポ連想、アニ線、スポ線、多答、順当てがないルートを選ぶ。
  3. 1,2のどちらにも該当するものがない場合には、残ったものから適当に選ぶ。

という原則で選んでいたので、ほとんどジャンルより形式しか考慮してなかったんですよね。ポイントは常に消去法だ、ってところでしょうか。いくら「趣味」「学問その他」が並んでいてものこりひとつがスポ連であればまず選ぶことはありませんでした。つまんない人ですねこの人は。
まあ簡単に言えば即答とSTJがなければそれでいいということで。今回の仕様だと、「線結びでもアニゲはなんとかなる」(そんなばかな)、「順当てでもアニゲはなんとかなる」(そのりくつはおかしい)、「多答でもアニゲはなんとかなる」(ユーモアのセンスがある人だ!)という方々がSTJを選ぶ可能性が格段に減るので、自分が多数派に回る可能性がかなり高くなりました。必然的に予選通過率も上がるのでたいへんありがたいです。


というか問題は、「ルートが多数決で決まる」ということじたいにあるんですよね。多数派が優遇される、ということはつまり少数派の意見は無視される、ということで。どういうシステムにしても基本的には多数派の人たちはまず文句は言いませんし、少数派の人たちはあまり納得がいかないと思います。現状では多数派になったり少数派にまわったり、ということは起こりにくくて、「いつも多数派」「いつも少数派」という人が多いと思うんですよね。



しかし。しかしですよ。「???タイピング」と「???四文字」と「???並べ替え」、みたいなコースを選ぶ方って、ほんとにそんなに自信があるんでしょうか。たぶんこういう組み合わせがあれば16人中10人以上はこれを選ぶ
ような気がするのですが、決勝に残れるのは4人だけなわけで。しかもタイピングとか四文字とか、答えが分からなきゃまず答えるのは不可能です。それでも上位4人に入れるか、というと、これはけっこうきついことのような気がします。
それでも圧倒的な多数が「即答&STJなし」のルートを選ぶ、ってのはなかなか興味深い現象ですよね。ほんとうにそれが予選通過率を最大化する方法なのか、ってことについては、皆さんご自分の形式別正解率をもとに検討してみてもいいんじゃないでしょうか。どう考えてもやっぱり自分はいままで通りの選択になるわけですが。