「長い愚痴」についていただいたコメントに対するレス

レスを書いていたら凄まじい時間がかかってしまいました。朝から書いてるんですけど……
色々考えるところもあり、まだ全然考えがまとまっていないですし、意見もころころ変わっているので「何を言っているか分からない」ところもあるかと思います*1。ごめんなさい。


あ、このゲームに「社会で役立つ知識」は全く求めていません。ただ、「同じ事を聞いているのに形式が変わっただけで解けなくなる」みたいな悲しい状態は嫌だなあ、というくらいに思っています。


書くの忘れてた点をひとつ補足。
例えば、アニ多の「死神が登場する漫画を全て選べ」って問題がありますよね。「この漫画には死神が登場する」ということは有意な情報だと思いますが、「死神が登場しない」ということに何か意味はあるのでしょうか。
世の中のほとんどの漫画には死神は登場しないわけで、普段漫画を読むときに、「この漫画には死神が登場しているかどうか」を意識している人はいないのではないかと思います。

とはいえ、「パ・リーグで新人王を獲得した選手を全て選べ」という問題で「阿波野秀幸が○で西崎幸広が×」ということには意味があると思いますし、まあ問題次第、ですかね。




>(ry様
危機感というのもちょっと違いますが、僕はそういう覚え方が嫌いですし、そういう覚え方が有効な学多という形式がどうも好きになれませんでした。
あ、理系の新問できますか? 僕は全然できません。



>一鍍金賢者様
あなたはどう見ても鍍金ではないのでは……

ルート選択はあまりいい仕組みではなかったと思います。僕は個人的には予選落ちしにくい形式ばかりが優先的に出てきたので恩恵を受けていますが、タイピングや並べ替えが嫌いな人からしたら酷い話ですよね。でも「店舗大会における多答」も似たようなものだった気がします。

「考えてクイズができる」という点には完全に同意です。僕はQMA5の後期にはよく、「スポ多の方が学多よりずっと楽しい」と言っていましたが、これは「結局頭文字しか覚えていない学多」よりも、自分の手持ちの知識とこのゲームで積み重ねた情報を総動員して解くスポ多の方が楽しく問題に取り組めたから(当たる当たらないは全くの別問題)です。多答を解くこと自体は楽しい作業だと思います。
ただ、僕の場合、「常に間違えないように多答を解けるようにする」ためには、「考えてクイズをする」という方向とは真逆の方向に進まざるを得なかったので、「学多は面白くな」くなってしまったのです

前書いたことの繰り返しになりますが、どんな形式でも取り組み方次第でいくらでも学び取れることはあると思います。自分の覚え方が悪い、ということは自覚しているつもりです。



>えるご様
芸順が例になったのには他意はありません、ごめんなさい。
テレタビーズは僕も似たような感じで順当てを覚えていて、多答でも「これとこれは順当てで見たことがある」という感じでだいたい正解できるのでよく分かります。AOUでも出ましたねw
特にえるごさんほど順番当てに熱意を持って取り組んでおられる方であれば、そういう経験はいくらでもなさっていると思います。

選択肢ひとつひとつが頭の片隅にでも残っていけば、「得られる情報量」は他形式よりも格段に多いはずですが、「選択肢について知ること」と、「問題が解けるようになること」が必ずしも一致しないのがSTJの困ったところだと思ってまして。そうなると、「とりあえず解ければそれでいいやー」という僕のようなプレイヤーが出てきちゃうと思うんですよ。そのほうが楽なので。
まあ結果として現在、「選択肢3つになったとたんにこれまでの固定問を落としまくる元多答使い」(僕のことです)が登場しているので、これはこれで結構愉快な状況になっている気がします。



>れ 様
れくいえむ先生こんにちは。違うか。

元々昔から語呂合わせが嫌いなんですよね。個人的な興味で勉強法の本とか記憶術の本はたくさん読んできましたが、結局ほとんどの本で「一番いい覚え方は語呂合わせ」とか書いてあってうんざりしてました。あとエビングハウス曲線ももう見飽きました(これは関係ない)。

マラッカとホルムズの区別がつかなくても良い、といっている訳ではありません(ご存知の通り僕はつきません)。
物凄く単純化すると、問題を解くときには、

  1. 普通に分かる
  2. よく分かってないけど答えられる
  3. 分からない

という三段階があって、もちろん普通に分かっている状態で解くのが一番いいのですが、「答えられる状態にしておく」だけでも、いずれ「普通に分かる」ようになる可能性があるのでそれなりに意味はあるんじゃないか、ということが言いたいのですよ。

でも確かに、普段オフラインのクイズをやっている方から見たら、「文字盤無いと四文字答えられない」とか、「○の数で文字数を教えてくれないとタイピングで答えが出せない」とか、「ファーストネームを見ないとタイピングも四文字もスロットも全然答えられない」みたいな状況って相当頭悪いわけで、そう考えるとSTJだけを批判するのはちょっと違うかも知れませんね。うーん。



>おおえかずな様
他のゲームをやりこんだことがないので的外れな話になっていたら恐縮なのですが、このゲームほど「プレイスタイル」が問われるゲームって珍しいと思っています。「勝つ事だけが目的」なら、「丸暗記」以上に楽なやり方が色々あると思いますが、現在このゲームの上位層でそれをやっている人はほとんどいない(はず)です。
なんというか、「ただ強ければいい」とは思えないのでこういう面倒なことを考えてしまいます。でも結局負けるほうが不愉快なので語呂合わせでも何でもいいからとにかく勝つための戦略を考える方に行ってしまいまして、学多とか使ってプラチナを増やして喜んでました。何だかなあ。

その呪文気になるんですけどw



>今は別のCNで動いてます 様
上でも書きましたが、「問題から何を得るか」はそれぞれのプレイヤーの意識次第ですよね。
僕は「STJをきっちり解けるようにする」ことと「問題から知識を得る」ということが背反するような仕方でしか取り組めなかったので、「STJは好きではない」という結論に達しました。もうちょっと頭が良ければこうはならずに済んだのかも知れません。

どのジャンルにもしょうもない問題はありますが、STJはその比率が高いように感じてしまいまして。画数とか画数とか。



>木村様
この話は線結びにはあんまり当てはまっていないなあ、と、書きながら思っていました。

昨日言いましたけど、木村さんは僕の中で「問題をちゃんと覚えている人」という認識です。ただ、STJって「問題の答え」より、「問題の解法」を覚えている人が多い気がするんですよね(僕だけだったらごめんなさい)。それってどうなんだろう、と。
「問題の答えもわかるけど早く入れるために解き方があって実際にはそれを利用して緑で入れている」みたいな問題もあるにはあって(僕の中では有栖川有栖の国名シリーズの多答とかがこれに当たります)、そういうのは別にいいかな、と思っているんですけど。

もちろん、「解法」だけを覚えて問題を解いているうちに「知識」に結びつく、ということもありますし、全く別物だ、ということは出来ないですね。

語呂合わせについては仰るとおりだと思います。上にも書きましたが元々僕が語呂合わせが嫌いだというだけのことみたいです。


初代パジャマ80個って知らないんですけど……アニ多かな?

*1:言語明瞭意味不明瞭!